まだまだ気が抜けませんが、緊急事態宣言おちついてきてよかったです(^^)
姫路市のオーダーメイド漫画製作所、アート工房菜の福岡です。
姫路で漫画家を目指す方へ
たくさん漫画を描いて評価してもらうことをおススメします。
それが一番のスキルアップに繋がると思うからです。
原稿制作は時間がかかるし、制作につまるとなかなか抜け出せなかったりしますけど
挑戦したい賞に投稿する!っていうことをまずは目標にして
そこにたどり着くためにはどうするかのスケジュールを組むのも大切です。
専門学生時代、漫画学科にいた私ですが
同期はみな同じ目標に向かっていたはずなのですが、クラスの半数は投稿作品を描かずに卒業しています。
さらに作品は描いたけど、一度だけしか投稿してない人も多く、そのまま卒業とともに「漫画家」は目標ではなく「夢」にかわり
フェードアウトしていく方がほとんどでした。
私はこの学生時代に持ち込み投稿を体験しました。
田舎者が大都会の東京で、自分の作品を目の前で評価されるという
なんとも言えない耐えがたい張詰めた緊張感の中、編集者さんから発せられる言葉で一喜一憂し、どん底に落ちて、現実を知るという恐ろしい瞬間です。
その中に必ず得るものがあります。
私はこの一番最初の持ち込みでこの方に認めてもらいたい、という方に出会うことができました。
その編集者さんは私に課題を与えてくれました。
次作のネーム、模写5枚、次作の部分イラスト5枚
これを一カ月以内に提出せよ!と
「!!!!!!!!!!」
40ページほどのネームにいつも1カ月以上かかっていた私です。
プラス5枚のイラスト。その中に模写!!!
もう帰りの夜行バスで不安で不安で半泣きでした。
できなかったらそれまでって思われるだけ・・・
出来る人はたくさんいる…
せっかくもらったチャンス無駄にしたくない!!
やるしない!!!!
家に帰ってひたすらひきこもりで描き続けました。
模写はペン入れ、描き方スキルアップのため、自分の好きなペンタッチの作家さんの模写をしなさいと
模写は一枚一日かかりました。(あくまで模写なのでトレースはしていません)※トレースは写し描き
睡眠時間を削りながらなんとか一カ月で課題を提出できました
この期間に私が得たもの
それは、1カ月前までなかったきれいなペンタッチと細かい部分の描き方
できる!という自信
これは18歳の夏休みの1カ月間です。
この編集者さんと出会えてなかったら、きっと今の私はここまでこれてなかったと思います。
人に評価をしてもらうことは勇気がいるし
もしかしたら自分を否定されている感覚に陥るかもしれません。
だけど、受け止め方でいくらでも前に進めます。
嫌なら、そこを選ばないっていう選択もありますが、チャレンジしたいと思うなら飛び込んでみてもいいと思います。
年齢を重ねると、進むことがこわくなります。
チャレンジできるなら、飛び込んで、挫折しそうになったら泣いて泣いて泣いて
それからなんで漫画を描いているのか考えればいいと思います。
自分には漫画が必要なのか、そうじゃないのか。
漫画家を目指すなら、どんどん作品を仕上げて、たくさんの方に評価してもらってください。
そうするとだんだん自身の目指す道も、わかりやすくなってくると思うんです。
漫画家を目指すみなさんの力になれたら嬉しいです。
ご相談やご質問随時受け付けていますので、お問合せフォームよりメッセージください(*^-^*)
次回は私の持ち込み体験談「来る場所間違えてゴメンナサイ💦」をお話します。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。